大人の発達障害について

大人の発達障害について

これまで発達障害といえば、

 

生まれつきや、何らかの理由で脳の発達が損なわれる
ことによる子供特有の障害だと思われていました。

 

しかし、現実には青年期以降、大人になってから発達障害と診断される事例も多く
また、大学及び大学院までは、自身で発達障害に対する自衛手段を取っていたり

 

勉強においては健常者よりもむしろ優秀な成績を収めているケースも少なくないため
問題にされないまま放置されることも多いのです。

 

発達障害の大多数は先天的ですが、本人が自身の障害に気づかないまま
社会に出た場合、途端に馴染めなくなり、次のような理由で職場を追われるなど
行き場を失ってしまうケースも多くなってきています。

 

●仕事のミスが多い。
●時間に遅れる。
●人の話を聞かない。
●人付き合いがうまくできない。
●キレやすい。
●落ち着きがない。
●片づけられない

 

その多くは、このようなトラブルに戸惑ったり、自身がそのような障害を持っている
ということを頑なに否定したりします。

 

また、発達障害の診断基準に幼少期の状況が聞かれる場合がありますが、
当時の資料や記憶が乏しいなどの理由で子供の発達障害に比べ
診断が困難な場合が多いです。

 

また少数ながら“大人の発達障害”を扱っている病院もありますが、
発達障害の研究及び診断、支援の中では特に遅れている分野ですので、
大人になってから発達障害と診断されるまで容易ではありません。

 

発達障害の特性として成長するにつれと薄れていくと言われることがありますが、
実際には特性がほとんど薄れていないケースも多いので、職場や周囲に理解されず
悩んでいる方も少なくありません。

 

一般的には、アスペルガー症候群が大きくクローズアップされる場合が多く、
注意欠陥・多動性障害(ADHD)など他の大人の発達障害の問題は
取り上げられる場面はあまり多くありません。

 

そのため、大人の発達障害=大人のアスペルガー症候群と考えている人もあって、
それを前提に議論が進む場合も多いのです。

 

昨今では子どもの発達障害と違い「大人の発達障害」の場合、うつ病や依存症を併発
するなどより大きな問題を引き起こしかねないことが明らかになってきています。


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